トーク

② 【トーク】初見が残る一言

(渋沢学園|トーク授業②)

初見は“言葉の温度”で残るか決まります

初見は、
「何を話しているか」ではなく
“どう話しているか” を見ています。

  • 声のトーン
  • 表情の柔らかさ
  • 空気の軽さ
  • 話し方のスピード
  • 自分が居て良い空気かどうか

ここが整っていないと、
どれだけ内容がよくても初見はすぐ抜けます。

初見が残る一言には
“安心” と “歓迎” の空気が詰まっています。


初見が残る一言①:「気にせず居ていいですよ」

初見は配信に入った瞬間、
「場違いじゃないか?」
と無意識に不安を抱えています。

その不安を一言で溶かせるのが
この言葉です。


◆ A壱式

気にせずゆっくり居ていいですよ。

“あなたは歓迎されている” というメッセージが
初見の心を緩めます。


初見が残る一言②:「ここは自由な枠ですよ」

初見にとって一番嫌なのは
“何かしなきゃいけない空気” です。

  • コメントしなきゃ
  • ギフト投げなきゃ
  • 盛り上げなきゃ

こういう圧が少しでもあると
初見は離れます。


◆ A壱式

ここは自由な枠なので、好きに見てて大丈夫ですよ。

自由の一言は、
初見の心のハードルを大きく下げます。


初見が残る一言③:「来てくれてありがとうね」

初見は、
「自分は知られていない存在」
という前提で配信を見ています。

その前提を壊してくれるのが
この優しい一言です。


◆ A壱式

来てくれてありがとうございます。  
嬉しいですよ。

“あなたが来たこと自体に価値がある”
と伝えることで、
初見の心に温かい印象が残ります。


初見が残る一言④:「無理に喋らなくて大丈夫ですよ」

初見は、
コメントを強制されるのを恐れています。

なので、
“喋らなくていい” と先に言われると
強烈な安心を覚えます。


◆ A壱式

無理に喋らなくて大丈夫ですよ。  
そのまま見ててもらえるだけで嬉しいです。

この言葉は
初見の緊張をほぼゼロにします。


初見が残る一言⑤:「初めましての方も安心してくださいね」

視聴者は空気を読む天才です。
特に初見は “入口の空気” だけで判断します。


◆ A壱式

初めての方も安心してくださいね。  
ここはほんまに柔らかい枠なんで。

「安心してください」の一言だけで
初見の離脱率は大きく下がります。


初見が残る一言⑥:「そのままで大丈夫です」

初見は、
“自分がどう見られるか” を心配しています。

  • コメントしない
  • いいねを押してない
  • ギフトも投げない

こういう状態でも居て良いことを
伝えてあげる必要があります。


◆ A壱式

そのままで大丈夫ですからね。  
ゆっくり見ててください。

“あなたのままでいい” と言われると
初見は一気に安心します。


初見が残る一言⑦:「無理せず好きに見てください」

初見が最も求めているのは“自由”です。


◆ A壱式

無理せず好きに見てくださいね。  
自由に居れる場所なので。

自由を許可すると、
初見は枠に滞在しやすくなります。


初見が残る一言⑧:「いまの空気、ええ感じですよ」

初見は
“空気が好きかどうか”で残るか決まります。

空気が良いときに言葉にすることで
初見にポジティブな印象を与えます。


◆ A壱式

いまの空気、すごく優しいですね。  
この感じ、好きなんです。

初見は
「この空気、居心地いいかも」
と感じやすくなります。


初見が残る一言⑨:名前を読んだ時の“温度”

初見の名前を読む時は
声の温度が最も大切です。


◆ A壱式

○○さん、来てくれて嬉しいですよ。

呼ばれただけで、
初見の心がグッと寄ります。


初見が残る一言⑩:“期待していない”空気を出す

初見は
配信者からの“期待”が見えると逃げます。

ギフトを期待している
コメントを期待している
反応を期待している

これらの空気は嫌われます。


◆ A壱式:期待しない空気

何もせんでいいですよ。  
ただ居てくれたら、それだけで嬉しいです。

期待ゼロは、
初見にとって最大の安心です。


最後に:渋沢A壱から

初見さんって、  
細かい言葉より“空気の優しさ”で残るんです。

あなたが優しく迎えたら、  
初見はちゃんと残ってくれます。

焦らなくて大丈夫ですよ。
入口の空気を整えていけば、  
枠は自然と強くなっていきます。