トーク

⑥ 【トーク】共感を生む言葉

(渋沢学園|トーク授業⑥)

共感は「相手の気持ちを代弁すること」で生まれます

共感とは、
同意することではありません。

“あなたの気持ちわかりますよ”
と、相手の感情を代弁することで生まれます。

視聴者は
「わかってもらえた」と感じると、
距離が一気に縮まり、
枠の空気が柔らかくなります。

共感は、
配信の“空気を温めるスイッチ”です。


共感を生む言葉①:「分かるよ」で安心をつくる

共感のもっともベーシックな形です。
シンプルですが、効果は強烈です。


◆ A壱式

分かるなあ、その気持ち。  
言ってくれてありがとうね。

“共感+感謝” のセットは
心の距離を一気に縮めます。


共感を生む言葉②:「その感じ、あるよね」

感情に寄り添うタイプの共感です。

視聴者は“自分だけじゃない”とわかると
安心して話しやすくなります。


◆ A壱式

その感じありますよね。  
僕もふとそうなる時あります。

心理的なハードルが一気に下がります。


共感を生む言葉③:「それ言ってくれて嬉しいです」

共感の根っこには
“感謝” が必要です。

共感してもらえた、と感じると
視聴者はもっと話したくなります。


◆ A壱式

それ言ってくれて嬉しいですよ。  
分かる気持ちありますね。

相手が安心して言葉を出せるようになります。


共感を生む言葉④:「たしかにね」で寄り添う

相手の気持ちを否定しない
“並列の共感” です。

やわらかく同意の姿勢を見せられます。


◆ A壱式

たしかにね、その気持ちは分かるなあ。

軽く肯定しつつ、
相手の言葉を尊重できます。


共感を生む言葉⑤:「そういう時ありますよね」

視聴者は、
自分の弱さや本音を出すとき、
“否定されないか” を常に怖がっています。

そこに寄り添う一言が
強い共感になります。


◆ A壱式

そういう時ありますよね。  
全然変じゃないですよ。

この一言だけで
視聴者の心が緩みます。


共感を生む言葉⑥:「僕も同じ経験ありますよ」

過去の経験を少しだけ出すと
“横並びの関係” が生まれます。


◆ A壱式

僕もそんな時ありましたよ。  
だから気持ちちょっと分かります。

経験を共有すると
距離が一気に近くなります。


共感を生む言葉⑦:言葉を繰り返して“心を映す”

相手の言葉を
そのまま優しく繰り返すだけで
共感は生まれます。


◆ A壱式

“しんどい” って思ったんですね。  
そう感じるの自然なことですよ。

言葉を返すことで
心に触れたことが伝わります。


共感を生む言葉⑧:「その気持ち大事ですよ」

視聴者は、自分の気持ちを
“否定されずに肯定される”ことを求めています。


◆ A壱式

その気持ち、大事ですよ。  
ちゃんと届いてますからね。

視聴者の感情が
安全に扱われていると感じてもらえます。


共感を生む言葉⑨:「それ、ちゃんと受け取ってます」

共感は
“伝わっている” と感じてもらえるかどうか。


◆ A壱式

その言葉、ちゃんと受け取ってますよ。  
言ってくれてありがとう。

視聴者の言葉に価値が生まれます。


共感を生む言葉⑩:“空気を軽くする共感”

重い話や繊細なトークの時ほど、
空気が固まりやすいです。

そこで少しだけ空気を軽くする
やわらかな共感が必要になります。


◆ A壱式

その気持ち、分かるなあ。  
ここでは無理せんでいいですよ。

“軽さ” と “優しさ” のセットは
初見にも常連にも響きます。


最後に:渋沢A壱から

共感って、
正解を言うことじゃなくて、
“相手の心を映すこと”なんです。

分かるよって言える配信者は、  
どんな枠でも強くなります。

焦らなくて大丈夫ですよ。
あなたの優しい一言が、  
人を残す空気を作ります。