トーク

⑦ 【トーク】雑談で巻き込む技術

(渋沢学園|トーク授業⑦)

雑談は「話す技術」ではなく“空気を巻き込む技術”です

雑談が強い配信者ほど
・コメントが止まらない
・初見が居心地を感じやすい
・ギフトが自然に動く
・空気が軽く温かい
・視聴維持が安定する

逆に“巻き込めない雑談”は
配信者だけが喋っていて
視聴者が置いていかれます。

雑談は
“会話”ではなく“参加”を生む技術” です。


巻き込む雑談①:「自分の話」をせずに“相手の入口”を作る

雑談が苦手な人の共通点は
「自分の話」をしすぎることです。

雑談は、
“自分の話 → 相手に投げる”
この形を作る必要があります。


◆ A壱式

今日こんなことあってんけどね…  
みんなは最近どうでした?

話を“ハーフ&ハーフ”にすることで
視聴者が自然に巻き込まれます。


巻き込む雑談②:「雑談テーマは小さいほど巻き込まれる」

雑談のテーマは
大きい話より“小さい話”が勝ちます。

  • 今日の天気
  • 朝何食べた
  • ちょっとした出来事
  • さっきのコメント
  • 気になった一言

小さなテーマほど
視聴者が参加しやすいからです。


◆ A壱式

今日ちょっと寒くなかったです?  
みんなの地域どうでした?

日常に近い話題は
初見にも常連にも入りやすい入口です。


巻き込む雑談③:「質問を深掘りしない」ほうが巻き込める

配信者はよく
“会話を深掘りしようとしすぎる”
という失敗をします。

深掘りすると
会話が1対1になり、
周りが取り残されます。

雑談は
深掘りしない → 広げる
が正解です。


◆ A壱式

それいいですね。  
みんなはどう思う?

“全員の会話”に変えるのが
巻き込みの入口です。


巻き込む雑談④:「共感」を必ず一度挟む

雑談の核は共感です。

視聴者は
「分かる」と言われると
安心して参加できます。


◆ A壱式

分かるなあ、その感じ。  
そういう日ありますよね。

共感の一言で
雑談の温度が上がります。


巻き込む雑談⑤:コメントの“勢い”より“温度”を見る

雑談中、
コメントが一瞬止まるのは普通です。

その時に
・焦る
・テンションを上げる
・早口になる

こうすると空気が固まります。

雑談の時は
温度>勢い です。


◆ A壱式

静かな時間もいいですね。  
ゆっくり続けましょう。

温度を守る雑談は
視聴者が離れません。


巻き込む雑談⑥:「名前を入れる」だけで巻き込み度が上がる

雑談の中で
ふと名前を呼ばれると
人は参加者に変わります。


◆ A壱式

○○さんのその視点ちょっと好きですよ。

名前は
巻き込みのスイッチです。


巻き込む雑談⑦:“ちょっと雑な質問”が最強

雑談は実は
“深い質問”より
“雑な質問”が強いです。

  • 今日何してた?
  • 何食べた?
  • 今どこにおるん?
  • 眠くない?

こういう雑な質問は
答えやすく、コミュニティの温度を上げます。


◆ A壱式

みんな今日はどんな一日やったんです?

入口が広いほど
初見が巻き込まれやすいです。


巻き込む雑談⑧:“1人だけに向けない”のが鉄則

雑談中に
1人の視聴者だけと話す空気になると
周りが静かになります。

巻き込む雑談は
必ず“横に広げる”ことを意識します。


◆ A壱式

○○さんが言ってたやつ、みんなはどう思う?

主役が一人に偏らないため
枠全体の温度が上がります。


巻き込む雑談⑨:“余白のある話し方”を意識する

雑談は情報ではありません。
空気の流れ です。

  • ゆっくり話す
  • 少し間を置く
  • 表情で返す

こういう余白があると
視聴者が参加しやすくなります。


◆ A壱式

…うん、その感じええですね。

余白は巻き込みの基盤です。


巻き込む雑談⑩:最後に“感情”を添えると温度が跳ねる

巻き込む雑談の最後は
感情のひと言で締めると
温度が一段上がります。


◆ A壱式

こうやって喋れてるの嬉しいですね。  
みんなの言葉好きです。

感情は空気を温めるエンジンです。


最後に:渋沢A壱から

雑談って、
上手に喋ることじゃなくて、
“空気を広げること”なんです。

あなたが柔らかい空気を作れば、
雑談は自然と巻き込めるようになります。

焦らなくて大丈夫ですよ。
雑談の温度が上がれば、
枠全体が優しく強くなります。